教育大学の学生こそ休学が必要なんじゃないかと思うたった1つの理由
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2020年1月26日
こんにちは。
えー、今回は教育大学に通っている
自分の実体験をもとに、
「教育大学の学生こそ休学が
必要なんじゃないか」
というスタンスで話をしてみようと思う。
休学中にやったこと
自分が休学中にやったことについてまずはザックリとさらってみる。
大学4年生の前期までを修了させて、残りの大学生活の内の後期だけを残して2年間の休学をした。
その2年間で自分は何をしたのか。
ひたすらアルバイト(10ヶ月)
休学に入ったら、当然のことながら日中にあった授業がないため、平日の昼間の時間が空く。
昼に10:00~16:00の6時間
夜に18:00~23:00の5時間
合計11時間をアルバイトに費やしてた。
計算を簡単にするために時給を1,000円だとすると日給11,000円。
週5で働いたとしたら月に20日労働。
月22万円の収入。
ざっくりとだが、平均するとこのくらいの収入を毎月得て、海外放浪のための資金を貯金していた。
海外放浪(8ヶ月)
先のブログでも多く述べているが、8ヶ月の海外放浪。
簡単に言えば、
このために休学を決意した。
そのためにアルバイトをして資金調達をした。
この旅で自分の中での多くの価値観が変わった。
以上。
インターン(4ヶ月)
海外放浪を終えて、ホテルという箱に魅力を感じた自分は、まだ大学への復学までに時間があったため、北海道で住み込みインターンに参加した。
これも簡単に言うと、
実際にホテルの運営を見ることができたし、地域起こしを積極的に行っている町での様々な事例を目で見て、自分たちで企画し、体感することができた。
それぞれのメリットについて
ここからが本題。
休学中に自分がやったことに関しては今、紹介したような感じ。
一つ一つの流れに関して、休学のメリットがあると思ってるのでそれぞれ説明してみる。
ひたすらアルバイト(10ヶ月)のメリット
フリーターやってる気分になれます。
そしてもっと休みを減らせば月に30万円くらい稼げます。
アルバイトは基本的にシフト制だから好きな時に休んで、好きな時に働けます。
海外放浪(8ヶ月)のメリット
教育大学って基本的にキャンパス内には教員、または公務員志望の学生が圧倒的に多い。
よって、普段関わる人たちもそういった考えの人たちだ。
海外放浪をすると、もっと色んな人に出会うことができる。
さらには日本以外の社会のシステムを実感することもできる。
よく海外に行くと、「価値観が変わる」と言われる。そんなことは当たり前で、外国に行けばそこにはそこの社会システムの中で暮らしている人たちがいるわけで、異なる価値観には必然的に触れることになる。
でもその価値観に触れることで、今まで自分がいた環境が当たり前ではないことにも気づく。
そして、一番声を大にして言いたいのは、
「メディアの力」だ。
海外には日本よりも貧困の国なんていくらでもある。それは日本にいてもわかるだろう。でも知らず知らずのうちに僕たちはメディアの力によって固定観念が作られていることもある。
日本では危ないイメージのあるイスラエルの街中には、電動スクーターがあったり、ビーチがあってみんな水着でゆったりしているなんて想像ができるだろうか...
貧困な国だというイメージのあるインドの首都デリーのレストランでお会計をしようとしたら、クレジットカードやデビッドカードでしか支払いができないほどキャッシュレス化が進んでいることを想像したことはあるか...
これらはこの世界の真実だ。
実際に自分が体感したことだ。
別に今の教育制度が間違ってると言うつもりは全くないけど、僕はこの経験から、もっと自分で情報を収集しようと思った。
インターン(4ヶ月)のメリット
教員になりたいと思っていた自分は、休学するまでずっと教員になることしか考えていなかった。
教員以外にもいろんな仕事があることは知っていたけれど、そこに対しての興味すら湧いてはいなかった。
でもこのインターンに参加したことによって、一般企業の方々の考え方に少し触れることができたような気がして、すごく良い経験をさせてもらったと思ってる。
インスタグラム運用で食べていってる人もいたし、コーチングというスキルを持っている社員さんもいた。
人口3,000人の小さな町役場が町おこしのために国から補助金を引っ張ってきて、様々な取り組みを行っているということ。
ホテルの会社がアパレルをやったり、他の経営不振のホテルのリブランドのコンサルをやっていたり。
他の企業でもやられていることなのかもしれないけど、今までの大学生活においてはそんなことが企業で行われているなんてことも知らなかったわけで、すごく知れて良かったと思ってる。
社会の仕組みだったり、企業同士の関わり、官民の関わりなどなどこれまた知らない世界盛り沢山だった。
正直この最後のインターンに関してはもっと大学2,3年生の時からやっておけばよかったなと思う。
教育大学の学生ってさ、将来教員になるんでしょ??
授業をうまくやるための模擬授業をやったりとか、発達障害についての知識も確かに必要だと思う。
でもそれにプラスアルファで、教員という仕事の他にもこの世界では色んなことが起きてるんだよってことをもっと見とくべきなんじゃないかと思うわけです。
だからこそ休学を一つの手段として考えてもいいんじゃないかと思います。
休学のデメリット
これだけメリットを語っても、やっぱり休学のデメリットもあると考えます。
就職の時期が遅くなる
まあ、これは仕方ない。笑
生涯賃金とかは確実に少なくなると思います。
でもそれ以上に何者にも変えがたい経験を得ることができます。
復学後に友人がいない
当然ながら、休学をすると卒業の時期がズレるため同い年の友人はみんな卒業してしまいます。残りの授業を一人で受けなきゃいけなかったり、サークルで寂しい思いをします。歳が上になる分、「老害」と罵られることもあるでしょう。
でも逆を言えば一人の時間が増えます。
だからその時間を使って自分のやりたいことや本を読んだりして、充実した毎日を過ごすことができるんじゃないかと思います。
ぶっちゃけこれをメリットと捉えるか、デメリットと捉えるかは人それぞれですが、僕はメリットだと思って日々を過ごしてます。
教育大学の学生こそ休学が必要なんじゃないかと思うたった1つの理由
人類史上、最も多くの人が『何者かになりたい』と思っている今の日本社会で、有名になりたい、影響力を持ちたいという思いをSNSにぶつける人が多い。だけど、実力がないのに影響力を持つのは危険なことだ。反響に耐える体力、打ち返す技術がないと、影響力は何者でもないあなたを食い殺してしまうから
— 三浦崇宏 GO (@TAKAHIRO3IURA) 2019年12月14日
形から入り、「何者か」に
焦ってなるんじゃなくて、
本質を磨いていこうぜ。
と、いうわけで「教育大学の学生こそ休学が必要なんじゃないか」というお話でした。