UberEatsにみる「雇う人」と「雇われる人」の関係性と「世の中の仕組み」
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2020年3月21日
ちょっとタイトルが難しいし、「世の中の仕組み」なんて言ってしまったが、僕自身そんな正確に細かく「世の中の仕組み」を理解しているわけではないので、偉そうに言うつもりはないですが、ふと感じたことがあったので、記事にしてみます。
コロナでUberEatsの需要が激増...?!
朝の8時くらいに行って、次の予定が11時くらいだったので、店内で3時間くらいコーヒーを飲みながら、ゆったりと読書してました。
ふと、本から目を離して目の前にあるレジを見てみると、写真のような列が...!!
これ全部、店舗で食べるイートインのお客さんの列ではなくて、「UberEats」と書かれた大きな専用バッグを持った、UberEatsの配達員です。
めちゃくちゃ並んどるやん!!って思わず、一人で心の中でツッコミました。笑
そこからちょっと考えてみたんです。なんでこんなに並んでいるのかな...って。
コロナのせいもあるだろうし、UberEatsっていうサービスを使ってみたいっていう人もいるだろうし、利用する理由は様々あると思います。
でもまあ、今の時期だったら圧倒的にコロナの影響で受注数が増えているんだろうなって感じです。
現に、同じ配達員が4,5回もマクドナルドを往復しているのを目にしました。
UberEatsを利用する側としては、
「できるだけ人との接触を避けたい...!!でもマクドナルドが食べたい...!!」
っていう気持ちなんでしょう...
そして、そのニーズを満たすためにちょっと割高だけど、UberEatsというサービスを使って家まで配達してもらうっていう構造かな...
AmazonPrime代行スタッフ
他にも、昨日ツイッターでこんなツイートも見つけた...
ホールフーズ店内、首にカード提げた黒人ばっかり。彼らは客でも店員でもない。amazonプライム経由の買い物代行スタッフ。普段もぱらぱらとは見かけるけど、いまやフロアの多数派だ。デリバリー料金さえ払えば、買い出しによるコロナ感染リスクを、低所得層にアウトソーシングできるということ。 pic.twitter.com/UMIyVWEBub
— ROOTSY (@rootsy) 2020年3月19日
こちらもUberEatsと同じように代行サービスだが、Amazonが出しているAmazonプライム経由の買い物代行スタッフのよう...
現在のアメリカのスーパーマーケットでは、このような代行スタッフがフロアのほとんどを占めているそうです。
日本にも同じようなサービスがあるかは不明ですが、こちらもUberEatsと同じように、利用する側の気持ちとしては、
「できるだけ人との接触を避けたい...!!でも食材は調達しなきゃ...!!」
っていう気持ちなんでしょう...
そして、そのニーズを満たすためにちょっと割高だけど、Amazonプライムというサービスを使って家まで配達してもらうっていう構造...
んーなんか一緒だね。
ネパールのポーター
海外を旅していたときに、ネパールに訪れたことがあります。ネパールでは滞在期間が確か8日間ほどだったうちの6日間はヒマラヤ山脈でトレッキングをしました。5泊6日です。
僕の人生において5泊6日も山の中に入り込んでトレッキングをするなんていう経験は一度もありませんでした。しかしながら、この5泊6日のトレッキングでさえ、ヒマラヤ山脈の中では一番短い期間のトレッキング内容です。
ガチな登山家であれば数ヶ月、山に篭り、山頂を目指すと言います。
そんな危険な山登りの中で道案内など総合的なサポートをしてくれるガイドはもちろんのこと、必要不可欠となる存在がポーターです。
「ポーター」...いわゆる「荷物運び」ですね。何ヶ月も山の中で過ごすためには、物資を一緒に運んでいかなければなりません。そのために「荷物運び」専門のスタッフを現地で雇うわけです。
ネパールはアジアの中でも最貧国にあたる国なので、人件費がそれほどかかるわけでもないため、非常に安くポーターを雇うことができると聞きます。
まとめ
別に差別的なことを書きたいわけではありませんが、この世の中はどうやら
「雇う人」と「雇われる人」
という大きなくくりで分けることができるんだな、と改めて認識しました。
このコロナという状況の中、「できるだけ人との接触を避けたい...!!」と思えば、避けるために人を金で雇えばいい。そんなことが簡単にできる時代なんだと気付かされました。
でも逆に「雇われている人」は、
コロナの危険性<<<お金
っていう式で動いているってことになります。
んー、どうしたものか...
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