富士山なんて登ったことないし、地元の標高86mの山を息切らしながら行く程度の俺がヒマラヤトレッキング始めました。
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2018年9月12日
ネパールーポカラ
トレッキング1日目
7:30に宿にスタッフが迎えに来て、カトマンズの空港へ。
カトマンズから飛行機でポカラへ。
飛行時間は約30分。
距離自体は200kmほど。ローカルバスやツーリストバスも出ているので行けないこともない。問題は道が一本しかなく、よく渋滞が起きるらしく、下手したら1日かかるとのこと。
来週のインド行きの航空券をすでに取っていたため、そんなに時間はかけられない。でもヒマラヤトレッキングは外せない。ということで飛行機を渋々選択した。
国内線に行くと、多くのトレッカーらしき人達を見かけた。世界中から来ているんだろう。
今回俺が向かうのはアンナプルナと呼ばれる8000mを超える山の麓のトレッキングでヒマラヤトレッキングの中でも最も人気のあるコースの1つだ。
エベレストの麓のベースキャンプまでのトレッキングコースもある。
しかしそこに行くにはまずバスや車で行けない。飛行機に乗って世界一標高が高く、世界一危険と呼ばれるルクラの空港に行かなければならない。
航空券の値段も片道約180ドル国内なのに。
おまけにネパールの全ての空港で言えることだが、天候によって左右されてほとんど遅れるか、ルクラの場合は結構な確率で欠航になるらしい。
つまり金がかかるんです。
さて、俺の場合はポカラへと向かうわけですが、
ポカラへ向かう飛行機はなんと席数がたったの29席。その内の1席はキャビンアテンダントが座るから実質28席。
天候によって30分ほど遅れての搭乗になり、いざ飛行機に乗り込むが、なかなか飛ばない。
それもそのはず、周りを見渡すと一面の曇り空。
この雲の中を突っ込んでいくのか。
離陸前にはキャビンアテンダントから飴と綿を渡された。綿を耳に詰め、音を遮る。
でももらった綿が少なすぎて音はまったく小さくなってない。すげぇうるさい。
そうこうしている内に離陸体制が整ったのか、ちゃんと飛行機は飛び立ち、ポカラへと無事到着。
預けた荷物をベルトコンベアーではなく、手渡しでの受け取り、ガイドのローマンと合流。
そのままタクシーに乗り込み、入山許可証とTimsカードを申請。
これら2つの許可証がないと山に入れない。
許可証を取得した後はポカラからナヤプル(Nayapul)へ行き、いざ、トレッキングスタート。
まずは昼飯をレストランで頼む。
ネパールの料理、ダルバート。
カレーみたいな感じ。なぜかわからんけどこのダルバートだけおかわり自由。ガッツリ二杯大盛りで食べてエネルギー充電完了。
ナヤプル(Nayapul)はすでに標高1070m地点。
そこから今日はウレリ(Ulleri)と呼ばれる標高1960mのポイントへ。
あまり天候は良くなくて、霧の中を進みながら、
時折、ヒマラヤの山からの恵みの水で顔を洗い、
4時間後。17時頃に宿に到着。
少しゆったりした後に夕飯をゲストハウスの人に頼む。
夜もやっぱりダルバート。
この登った後のゆったりリラックスする感じいいね。
夕飯を食べて部屋に戻ると犬が俺のベッドの上に座ってた。最高に臭い。最悪だ。
宿のオーナーに部屋を変えてもらい、次の日のトレッキングに備え、静かに眠りに落ちていった。