エベレスト行くのには世界一危険なルクラにある空港行かないといけないんだってさ。

Sponsored Links

2018年9月11日

ネパールーカトマンズ

 

クアラルンプールからカトマンズに行く途中のトランジットで俺はバングラデシュの首都ダッカの空港で次のフライトを待っていた。

f:id:kanchanrobo:20180914195610j:image

機内に持ち込めるのは7kgまでって言ってるのに、バングラデシュ人にはそんなの関係なかった。

 

 

 

袋いっぱいに荷物を詰め込んで、機内に持ち込み、キャビンアテンダントさんを困らせる姿を何度見たことか。

 

飛行機に興奮してるのか、隣のやつとおしゃべりするやつ。スマホで写真撮りまくるやつ。トイレに強引に行こうとするやつ。

 

ここは動物園か。はたまた小学校の遠足か。

 

 

 

キャビンアテンダントさんも指をさしてこっちって指示したり、写真撮らないでって言ったり、こいつらを片っ端から捌いていく。強い。接客もサービス精神もあったようなもんじゃない。

 

そんな楽しい楽しいクアラルンプールからバングラデシュまでのフライト。

 

 

 

 

 

バングラデシュからネパールへのフライトはだいぶバングラデシュ人が減ったのか割と静かだった。

 

 

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914195811j:image

そしてやっとこさ着いたカトマンズ

 

 

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914195932j:image

まずは入国審査。

事前にWEBチェックインを済ませていた俺はVISA代を払うカウンターに行き、VISA代を支払う。

 

係員が俺を見つけるなり、

 

 

「ニホンジン!!」

「コンニチハ!!」

 

 

なんて言うもんだから、割と歓迎されてるっぽい。

 

 

 

無事に入国審査を通過し、外へ出てみると、タクシー勧誘の嵐。どこの国でも変わらんな。

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914200033j:image

今日の宿があるタメル地区まで適当にタクシーを拾い、宿へチェックインを済ませる。

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914200123j:image

1泊500円でこのクオリティ。これだけでネパール好きになりそう。

 

 

 

 

 

そしてやはりネパールに来たらヒマラヤ山脈でトレッキングだろう。

 

そう決めていた俺は日本語ペラペラのネパール人がいるツアー会社に向かい、俺の日程に合ったトレッキングコースを申し込んだ。

 

トレッカーの中で一番人気なアンナプルナサーキットコース。5日間かけてぐるっと周る。

 

 

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914200234j:image

申し込みを終えた後は、トレッキングに向けて必要な登山用品を少し買い足す。

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914200327j:image

ここカトマンズのタメル地区には多くの登山グッズが揃っていて、これからトレッキングに行く人たちにとって重要な場所だ。

 

ここでしっかりと準備を整え、山へと向かう。

 

と言っても売ってるものはThe North FaceやMammutなど一流ブランドの偽物ばかり。

 

 

 

ツアー会社のスタッフが星の数ほどある店の中からオススメの店を案内してくれたけど、この服でいいんじゃない?って適当な服を引っ張り出したら、

 

 

 

「じゃ、俺明日からエベレストのベースキャンプ行かないといけないから忙しいんだよ!」

 

 

 

とか言ってさっさと帰りやがった。マジかよ。

 

山積みになった服から手探りで引っ張り出しては試着してみる。

 

 

 

最終的にThe North FaceのロングパンツとMammutのロングシャツを購入。2つで1600円。さすが偽物クオリティ。

 

 

 

 

 

トレッキングに向け、準備を整えた俺はここカトマンズで有名な日本食屋さん「絆」へ向かった。

 

しかし、次の日が祭りらしく、俺が行った時にはもう閉まっていた。

 

 

 

渋々他の店を探そうとしていると日本語ペラペラのネパール人のおっさん登場。

 

なんでも話を聞いてみると日本に20年ほど住んでいたらしい。しかも昔、本山でネパール料理屋経営してて、名古屋大学とか南山大学の学生がバイトしてたらしい。

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20180914205719j:image

もうそんな愛知の話がネパールで聞けるなんて思ってもいなかったからテンションがぶち上がった俺は日本食なんてどうでもよくなって適当に夕飯を近くのお店でオーダーし、おっさんと話した。

 

 

 

おれ「なんでネパール戻って来たの?」

おっさん「もう疲れたからお店は友達に受け渡して今はこれまでの人生を振り返りながらゆったり生活してるよ。」

 

 

 

だって。なんかいいな。

 

日本での生活は充実してたけどやっぱ毎日毎日忙しかったりストレスが溜まったと。

 

でもネパール料理屋をやっている時は色んな工夫をしたり仕事一筋で頑張って来たって。

 

 

 

アンナプルナのトレッキングから帰ってきたらまたここ「絆」で打ち上げしようなって話をして宿に戻った。