人生最大級くらいに辛い日
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2019年1月11日
ペルーーレインボーマウンテン
朝4時。
宿に迎えが来た。
コレクティボと呼ばれるハイエースのようなバンに乗り込み、レインボーマウンテンへと向かうためだ。
途中、1時間くらい経過した頃だろうか、
年に1回来るか来ないかくらいのおそらくこの旅最大の腹痛が俺を襲った。
辛い...
こういう時ほどホームシックになるよね...
泣きそう...笑
腹が痛くなりそうな予感がしてたから、コレクティボに乗ってすぐに百草丸を飲み、今しがたストッパを口に含んだ。
とりあえず今俺に出来る最高の処置は終わった。
人事を尽くして天命を待つ。
頼む。治ってくれ俺の腹よ!!
...そんな願いも通じず、お腹の痛さは治まる気配がなかった...
おまけに便意もやばい...
頼むからもうこれ以上痛くならないで...
レインボーマウンテンの記事なのに腹痛の記事になっとるやないか。って思うけどその時感じたことを書こうと思うからちゃんと忠実に書こうと思う。
そんなこんなで腹痛に悶えてるとコレクティボが停車した...
どうやら朝食で出すパンをスタッフが調達しているようだった。
(え、これ今トイレ行っとかないとやばくない?このまま俺のケツからあいつがこんにちはしちゃうよ?)
そう思って速攻で1人、コレクティボを下りてスタッフにトイレに行きたいと伝える。
スタッフも俺の腹の痛さに気付いたのかすぐにトイレの居場所を教えてくれた。
.....
...いやぁ、間に合った...
一気に力が抜けて次第に腹痛も治まっていった...
なんとか一件落着。
ホントお腹が弱いと旅は辛い...
そんなこんなで午前7時頃、途中のレストランのようなところで降り、簡単な朝食を済ませる。
朝8時か9時頃にはスタート地点へと到着。
この時点で標高4500mくらいあるんだと思う。
スタッフによって一人一人に杖のようなものを渡され、いざ、トレッキング開始。
とは言っても、まず始まりの時点で標高4500mまでコレクティボで上がってきちゃってるし、本当のトレッキングとは言わないのかも...
それでもこの高さでは軽く歩くだけで息切れがやばい。
マジでやばい。
ネパールのトレッキングで味わったような空気の薄さ、呼吸のしにくさ、息切れの速さなど色んなものが頭の中をよぎった。
よっしゃ、行くか!!
そんな掛け声をかけて、自分を奮い立たせ、もっちとゆうこと共に登っていく...
それにしてもコレクティボから降りてすぐがこの景色。
なに、異世界ですか?ここ!
もうこれだけでここに来た甲斐があったわ。
若い人だけじゃなくて、老若男女問わず色んな世代の人が登ってる。
もう道中最高か!!
雪化粧綺麗すぎ!!
腹痛かったのとか忘れた!!あんなのどうでもいい!!笑
南米は自然がヤバいとは聞くけれど、これほどとは...!!
この辺から段々とキツさがやばくなってきた...
ゆうこは馬に乗って先に登っていったし、もっちは体力があるのか先に登っていった。
やべえ、めちゃめちゃ体力なくなっとるわ...
絶対朝の腹痛でエネルギー使い切ったわ...(腹痛忘れとらんやないかい...)
そんなことを考えながらも一歩一歩足を前に進める。
途中で、「馬に乗るか?」なんて悪魔の囁きをかけてくるやつもいるけど、そんなのに絶対甘えん!!と心に誓い、登り続ける...
スタート地点から2時間。
やっとレインボーマウンテンの頂上へ到着!!
標高5036mあるらしい。もう標高の高さバカでしょ。笑
たった4kmの道のりに2時間...
かかりすぎやろ...でもそれだけ標高が高いとやばいんだなって痛感した。
それにしても絶景すぎ!!
山がレインボー!!
なんでも鉱物が原因で色が地層のように変わってるらしい!!
先に登って待っててくれたもっちとゆうことも記念撮影!!
待っててくれてありがとう!!
それにしても普通におじいちゃんやおばあちゃんみたいな人も登ってるし、馬を運んでる人の靴はサンダルだし、なんか色々すげーわ。
日本人の体って体力ないんかな...
俺がしょぼいだけか...
いや、ウ◯コにエネルギー全部持ってかれたと信じたい...笑
そんなこんなで来た道を戻ってコレクティボまで戻る。
帰り道、雹が降ってきてクッソ寒い...
3年前くらいからずっと着てる愛用のナイキのマウンテンパーカも最近は防水機能がほぼないに等しかった。
びしょ濡れだぜ...
そして決めた。今日は頑張ったからちょっと高いレストランで美味しいご飯食べる!!
そんなこんなでクスコまで帰ってきて、MR.SOUPとかいうスープ屋さんであったかい春雨みたいなのを食べて、宿で爆睡したのだった...
はぁ、人生でトップ3に入るくらい辛かったぞ今日...