【インターン】4ヶ月の北海道ホテルインターンを振り返ってみる。
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2019年9月6日
日本ー北海道上川町層雲峡
HOTEL KUMOIでのホテルインターンを終えて、愛知に戻ってきた。期間としては5月のゴールデンウィーク明けすぐから8月いっぱいまでの約4ヶ月間。
ビジネスの基礎を叩き込まれたような4ヶ月。
今後、ホテルの経営者になる上で、自分に足りないものがわからない。
そもそも「わからないものさえわからない」状態の自分がこれからまずやるべきことを洗い出して何をしていくかの指針が見えたような4ヶ月。
非常に成長させてもらった期間だと終わってみて思う。
この4ヶ月のインターン期間のうちの最初の2ヶ月、5月6月に関しては、閑散期ということもあって観光客も少なく、普段の業務量的には多くはなかった。
しかしながら、時間に余裕のある期間を使ってじっくりとホテルのことだったり、その周辺の建物や、もっと広げてみて地域のことを理解することができたのは後々になってから非常に良い経験だった。
現在、日本の地方を中心に地域おこしが積極的に行われている中で、今回お世話になった上川町もその一つであり、地域おこしの縮図を見て、体感して、実践することができたと感じる。
実際に行政の人ともお話ができたし、地域の商店街の人たちともコミュニケーションをとることができたし、ホテルの社員さんの考えも聞くことができた。
そんなこんなで2ヶ月が過ぎて、7月に入り、徐々にホテルに関しても稼働率が上がっていった。それとともにインターン生もい増えていって、多い時では9人にまでなった。
社員さんはもちろんのことインターン生はみんな能力が高く、かつ、何かに挑戦しようとしている人たちばかりだった。
毎日が刺激的だった。
8月に入ると、上川町役場に対して、「上川町の観光客を増やすための施策」を考えることとなった。インターン生同士でチームになって企画し、プレゼン資料を作り、提案した。
この「企画」という作業。これが今回のインターン生活において非常に自分の興味を惹かれた部分でもあった。
「企画する」と一言にいっても、まず何をすればいいのかわからない...
今世の中に出ている人気のあるものは誰かのひらめきから来ているに過ぎない...
そんな風に考えていた。だけど、この「企画する」というときにどうやって「企画」していくのか。
そのフレームワークを学びながら、体系的に「企画」を作っていくことができた。
それもこれも社員さんが定期的にそのための講座を開いてくれたり、「企画」やその「企画」において重要となる「マーケティング」という考え方に関する書籍を紹介してくださり、読むことで知識をつけていった。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門 (角川書店単行本)
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「マーケティング」の奥深さを知ると同時に、楽しさを知った4ヶ月でもあった。
プライベートにおいても、旭川の食べログ鮨部門1位の「鮨 みなと」にも訪れることができた。
まだこんな高級な料理を口にするには早い年齢なのかもしれないけど、それでもよかった。
全28品で16,000円は鮨屋にしてはだいぶコスパがいいのではないかと思う。まあでも当分はまた、激安飯で我慢になりそうだけど...
日本最大の国立公園「大雪山国立公園」の黒岳も山頂まで登ることができたし、そこで、視界いっぱいの雲海も見ることができた。
他にも北海道の広大な大自然を目一杯感じることもできた。
また1つ日本の好きな場所が増えた。そんな感じ。
まあそんなこんなで4ヶ月間過ごしたわけですが、これだけ充実した毎日を過ごすことができたのはこのHOTEL KUMOIにいるスタッフの人たちの人柄、そして意識の高さ故のことだろうと思う。会社を経営すること、ホテルを運営すること、短期的にも長期的にも物事を考えながら優先順位を定めて、それぞれの仕事に取り組んでいく。そんなビジネスの基本的でかつ、一番大切なことを学んだ気がする。
日々、言葉遣いには気をつけながらも、「もっとこういう風に伝えた方がいいんじゃないか」だったり、「こんな言い方では伝わらない」と判断したり、時には建設的にじっくりと時間をかけて、時には結論からズバッと言ったり、この4ヶ月は毎日そんな言葉の使い方を最大限に注意しながら過ごした日々だったような気がする。無論、その言葉選びそのものが楽しかったりした。
言葉一つで相手への伝わり方も違うし、感じ方も違う。これまで生きてきて以来、普通に言葉って自分の口からなんの疑いもなく出てきたものだったけど、こんなにも奥の深いものだとは思いもしなかった。
それと同時にもっと自分の言葉選びは伸ばしがいがあるなと思った。
残り半年間大学生活が残ってて、10月からはまた復学して授業が始まるわけですが、残りの大学生活も気を引き締めて卒業まで行きたいと思います〜