京都で提灯に恋したから提灯について一丁前に語ってみる
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2019年8月6日
日本ー北海道上川町層雲峡
さて、少し前まで京都にいたわけですが、訪れたお寺の玄関にどでかい提灯がありました。
そのどでかい提灯の横にはこんな感じでこの提灯の説明が書いてあった。
ただただ大きな提灯があるんだなぁって思ってたくらいだったけど、この説明を読んでみるとこの提灯に対して非常に興味を持つ自分がいた。
どうやらこの提灯は「京提灯」という名前があるらしかった。普段見ることのできる提灯のほとんどは「巻骨式」というタイプの提灯とのことらしいが、この「京提灯」は「地張り式」というタイプの提灯で作る工程において大変な手間と時間がかかる代物だという...
「南座の提灯やホテルの空間演出、海外のハイブランドとコラボレーション提灯など幅広く活躍」
とも書いてあり、提灯界ではすごく格式の高いものなんだと感じた。
最近はホテルについて個人的に非常に興味がある中でホテルに限らず日本文化というものにも旅から帰ってきて興味が湧いていた。
「日本文化に興味が湧いている。」と一言に言っても、じゃあ実際に日本文化とはなんぞやと聞かれてもうまく今の自分では説明できない。日本文化に対する知識が無さすぎるから。
これからの人生をかけて学んでいく分野になると思うし、それだけ深みがすごい分野だと思ってる。
その中でも今回見つけた「提灯」。
これは日本文化の一つではないか。と自分の直感が言っていた。
調べてみると、「提灯」というものの原型は元々、中国から伝わったものらしい。
しかしながらそれが一般庶民の間に広まるのは江戸時代のことだったとのこと。
江戸時代に作られていた提灯は中国から伝わったものとは姿形も変わっていて独自の進化を遂げていたとのことらしい。
つまり、今の「提灯」はもはや日本のオリジナルブランドといっても過言ではないのだろう。
でも普通に考えて提灯を見たらなんか「和」って感じがするのは僕だけなんでしょうか...
提灯は限りなく日本文化のものであると個人的には思います。
ベトナムのホイアンを訪れた時にはホイアン祭といって無数の提灯が出店で売られていて、灯篭が川に流されている光景を目にしました。
ベトナムでもベトナム文化として提灯は有名なのかもしれません。
今回僕が見た提灯は「京提灯」というものでまた提灯の中でもブランドが違うみたい。
サイトのURLを見てみると、非常に洗練されたものづくりがなされていると感じました。
でもこういう提灯はめちゃくちゃ高いんだろうなぁ。
今後もこういう「洗練された日本のもの」についてのアンテナを張りながら日本文化について学んでいきたい。