朝6時に東福寺に行ったけど、座禅体験できんかった話
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2019年8月4日
日本ー京都
家族の用事ができて、1週間ほどお休みをいただき、京都に行ってきた。
久しぶりの京都は相変わらず外国人観光客で賑わっていて、騒々しかった。
また、最近はホテルや日本文化に対して興味関心が高いことから、京都の町並みを眺めているだけでもめちゃくちゃ楽しかった。
せっかく京都に行くし、何かを学んで帰りたい。そんな思いにかられ、「日本文化」ってなんだろうって少し考えたんだけど、全くこれといった答えは見つからなかった。
一つ言えるのは「日本文化」は、長い歴史の中で多くの職人さんたちの関わってきた歴史的な要素が入っているのかなと個人的に考察した。職人さんたちが作り上げたものはどれも洗練されていて、この洗練されているということがどこか日本文化を思わせるところがあるのではないかと思った。
だから京都滞在中は「洗練されたもの」ってどんなものがあるんだろうっていう視点を持ちながら過ごしてみた。
そして層雲峡にいるときは基本的に朝早めに起きて朝活をすることがルーティーン化してたからそのルーティーンを頑張って継続しようと思って京都でも朝活を実践することにした。
色々と調べてみると、京都の東福寺で毎週日曜日の朝6時から無料の座禅体験ができるということだった。京都を訪れた日の次の日は幸運にも日曜日だったため、座禅体験に行くことにした。
朝5時過ぎに起きてホテルからランニングがてら京都の朝の空気を全身で浴びて東福寺へ...
しかし...
1分間に合わなかったのだ...
東福寺と一言に言っても〇〇院、△△院といった具合にいくつものお寺があってよくわからなくて迷ってしまった。
何はともあれ、6時の座禅を逃した俺は6:30から講話があるということで近くをうろついて30分潰した。
時間になって中に入ってみると、40人くらいはいただろうか。
早朝にも限らず予想以上の人たちが中にはいた。
講話をしてくださったお坊さんは、
「最近奥歯を治療しましてね、まだ詰め物が詰まってましてうまく話せないんです。」
って言って、続けて、
「何か聞き取りづらかったり、わかりにくいところがあったら遠慮なくおっしゃってくださいね。」
なんて言っていた。
当然誰も東福寺のお坊さんに物を言うなんてことができず、笑うしかなかった。笑
そんなこんなで耳に全神経を注ぎながらありがたーいお話をなんとか理解しようと頑張った。
もうこの頃には早起きからのランニングというダブルパンチで眠気が襲ってきていた。
途中からは講話を半分寝てしまいながら、なんとか人生初めての座禅体験を終え、ホテルへと戻ったのだった...笑