イスラエルの友人との再会、そしてヴィーガンフェス
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2019年11月26日
もう一月以上前の話になるけど、去年イスラエルを訪れたときに、僕のやっている空手のイスラエルの支部にお邪魔させていただくことができた。
3日間くらい道場で稽古に参加させてもらって、その時に道場にいた、4つ上くらいのダニエル先輩っていうナイスガイがめちゃくちゃありがたいことに僕をイスラエル観光に連れてってくれた。
ダニエル先輩自身は聖地エルサレムには何度も行ったことがあるだろうに、事細かに一つ一つのことを説明してくれた。
非常に貴重な文化体験をそこでさせてもらった。
その日の夜には、ダニエル先輩の友人の家でホームパーティがあるというんで、一緒に参加させてもらった。
イスラエルという国について訪れる前に調べたときに、「ユダヤ人は賢く、議論が好き」ということが書いてあった。そんな事前情報を頭の片隅に置いて、ホームパーティに参加した。
最初は3人くらいだった参加者も、次々に増えていき、最終的には10人になっていた。
家主の一人がドデカいMacを操作し、イケてる曲を流し、みんなで何を話しているのかと思ったら、「トイレの蓋を開けておくか、閉めておくか」なんていうめちゃくちゃくだらない議論をしていた。
それもよくよく聞いてみると、GoogleやMicrosoftの元社員やフリーランスのデザイナーなど、肩書きだけ聞いてみると相当賢そうな人たちが、だ。そんな人たちが仕事でもなんでもないパーティの場でトイレの話で喧嘩並みの議論してるなんて、ただの日本の大学生にとってしてみたらもうワケがわからない空間だったことしか覚えてない。
1つそこで思ったのは、「頭いい人たちでも海外の人たちは日常的にこんなパーティをしてるんだ」ということ。文化的なギャップに驚いたんだな。海外の人たちはパーティが好きだということは聞いていたけれど、実際にその場に立ってみると、感じることは多かった。
本当に彼らは日々の生活を楽しんでいるように見えた。
前置きが長くなったが、今回そんなイスラエルでお世話になりまくったダニエル先輩が日本を訪れるということで、再開を果たしたのだ。
ダニエル先輩もいわゆるバックパッカースタイルで、安宿に泊まり、移動はバスが基本、という感じで日本を旅していた。それも40日くらい。イスラエルはなんかの大型連休だったらしい。よく英語が聞き取れなくて、わからなかった。笑
そんな日本の旅の最中に出会ったというオーストラリアのリビィという女性と一緒に名古屋に訪れてくれた。
そんなこんなで1年ぶりの再会を果たし、ダニエル先輩とリビィを熱田神宮に連れて行った。
名古屋城にも連れて行って、とりあえず名古屋の名所は連れてってあげれたかなって感じ。
その後は、一緒に道場で稽古した。
同じ胴着を着て、一緒に稽古するのはまたそれだけですごく刺激になった。
次の日は、リビィがヴィーガンということで、たまたま鶴舞公園でヴィーガンフェスをやっていたから、行ったみた。
野菜はもちろん、卵やハチミツも彼らは食べない。
その背景にあるのは動物愛護の精神だという。
日本の学校の給食で鯨の肉が出てきたときには泣いたというヴィーガンの方もいるらしい。たぶんすごく優しい心の持ち主なんだと思う。彼らは。
自分はヴィーガンではないし、肉は大好きだし、魚も大好きだから、これからも食べるけど、日々これからも感謝しながら食べようと思った。
というか、そういったヴィーガンと呼ばれる人たちについて理解できる良い機会になれた。
上下のバンズの部分も米粉を使っているらしくて、もちもちしてた。
そんなこんなで、名古屋のあとは大阪に向かうと言っていたダニエル先輩とはお別れした。
イスラエル人のマインドを知るきっかけにもなれたし、非常に有意義な時間になった。
ダニエル先輩に限らず、イスラエル人ってめちゃくちゃ海外に旅行に出たがるし、好奇心旺盛だし、意識高くて、いい奴が多いからなんか俺は好きだ。
ダニエル先輩ありがとう。
また会おう。
てかもっと英語話せるようになりてえええ。