ラオスの学校訪問!生徒は親の送迎付きで登下校するというVIP待遇。
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2018年9月3日
昨晩、俺はサウナにいた。
利用者の9割が地元の方だろう。
サウナルームは男女隣り合わせ。
外には長いベンチと机が並べられ、サウナから出てくると机の上に置いてある水を飲みながら皆、談笑していた。
そんな地元感満載のサウナ。
入場料の15,000キープ(約200円)を受付で支払い、パンツを受け取る。
オンボロな更衣室で着替え、いざサウナへ。
入ってみるも、中はあり得ないほど水蒸気で充満していた。わずか10センチ先も見えない。
手探りでイスを探しやっとこさ着陸。
どうやら隣には先客がいた。
その隣の先客がもっとこっちに寄れって俺の太ももを叩いて誘導してくれた。
確かにこのサウナルームの真ん中には少し出っ張った物が置いてあり、そこがめちゃくちゃ熱い。おそらくそこから蒸気が出てる。
その真ん中のものを囲むようにして椅子が並んでる。広さはおよそ2畳半。5人も入ればもう満室だ。
俺が入った時はおそらく先客のおっさんと2人。
日本のサウナよりも暑いなぁなんて思ってたらさっきのおっさんがもう1回俺の太ももを叩いてこっちに寄れって。
おいおい、勘弁してくれ。まさかのこいつゲイか...
その後も幾度となく太ももをトントンされ続けた俺は危険を感じてついには外に出た。幸い、それ以上の被害はなかったから良いがやっぱ東南アジアってこういうことがあるんだな。って身を以て体感した昨晩。
どうも中村です。
今日もルアンパバーンは小雨のち大雨。時々曇り。
止んでると思ったらパラパラ...
折りたたみ傘が手放せない。
カオソーイ15,000キープ(約200円)
今日の昼に食べたカオソーイが最高に美味かった。そして、辛くない。うまい。
ルアンパバーンに来てからクアンシーの滝や象ツアーで行動を共にしてた大学生3人のショータと、ヒイロ(写真中央)と、スグルとは今日でお別れ。彼らはベトナムへと旅立った。
この写真の右のおっさんはシミズ。象ツアーで出会って1番象にいじめられてた、同い年。
今日はそのシミズがラオスの学校を訪問するって事で彼の行動力に乗っかって俺も付いてくことにした。
朝10時頃、俺たちは学校に向かった。
どうやら俺らが到着した時は30分の放課だったらしく、校内にあるクレープ屋さんに人だかりができてた。
買ったクレープを食べながら校舎をウロウロする生徒たち。
先生たちもお弁当のようなものを持ってきて食べてた。早弁か?
黒板には新学期だからなのか、時間割らしきものが書かれていて生徒たちはそれをノートに写してたな。
色んな掲示物や生徒たちの作品も置いてある。ここら辺は日本の教室と変わらない。
俺らが訪れたのは小学校。算数っぽい授業もしてたし、国語っぽい授業もしてた。英語だと思って観察していた授業はフランス語の授業だったりした。
フランス植民地時代の名残だろうか。
11時30分になると午前の授業が終了して、大多数の生徒たちは一旦家に帰る。
次の授業は13時30分からだ。
親が迎えに来ている生徒もいれば、教室で親とお昼ご飯を一緒に食べている生徒もいた。
16時になるとチャイムがなってパッタリと授業が終わる。その頃には校内に生徒の親たちがたくさん迎えにきていた。すでに15時30分の時点で生徒の親たちはチラホラいて、教室を眺めてた。
16時30分にもなるとほとんどの生徒はいなくなり、先生もほとんど帰っていった。教室のドアは施錠され、瞬く間に学校には誰もいなくなった。
今回訪れた学校は聞いてみると政府管轄の小学校だった。先生の制服は軍服に似た茶色と緑色を混ぜたような色をしていて、着ているだけで威厳を感じさせた。
授業中にポッキーを食べていたり、途中で教室を出て屋台にクレープを買いに行く生徒もいたが先生は何も気にしていない様子。日本の学校だったら確実に怒られてる。ここら辺の感覚は日本とはやはり違うみたい。
今朝、朝食の時に日本の女子大学生が3人。
彼女らは海外ボランティア団体の活動でルアンパバーンの学校を今日からいくつか周るらしい。現地のガイドも付いておそらく学校に着けば、今どんな授業が行われていてそこがどんな学校か説明もしてもらい、1人1人がしっかりと今のラオスの教育状況を把握することができるだろう。
しかしながら今回の俺らの場合は、突然学校に訪れ、授業などを見ているだけだ。先生のほとんどは英語が話せなかったから情報もまともに聞き出せなかった。だからこそ自分達で今何が行われているか、どんな授業なのか、よく観察をしながら自分らで予測し、判断していく必要があった。
何か手掛かりを見つける度にシミズと確認しあって、あれってこういうことだよな?なんて言いながら自分達の頭の中を整理していった。
ボランティア団体の彼女らと比べると得られる知識は少ないかもしれない。だけどこれでいいんだと思う。それも1つの学びの方法だと俺たちは噛み締めた。
学校訪問を終えた俺らは夕飯を求めてナイトマーケットヘ。
ナイトマーケットの道を通るたびに気になっていたこの魚。焼きたてで美味しそうだったから食べてみた。
おそらくメコン川で獲れたであろう川魚だろうがまったく臭みはない。
夕飯を食べ終え、今夜の夜行バスで次の目的地へと向かうシミズとお別れし、夜のルアンパバーンの街並みを歩く。
ナイトマーケットの奥の道は少し薄暗くてこの数日通ったことが無かったが、意外にもライトアップされたカフェやスパなどが並んでいた。
綺麗に統一されたオレンジ色の屋根や建物のデザイン。夜になって初めてルアンパバーンが世界遺産に選ばれた理由がわかった気がする。
時折見かける神社には若い修行僧がいて、一生懸命お経を音読していた。
次の日、
空港に着いた俺は13時に開くって言われたAirAsia専用のチェックインカウンターを目の前で陣取って開くのを待ってた。
でも30分経っても開かない。ここら辺のラオス人の時間のルーズさはこの数日で慣れた。
45分ほど遅れてチェックインカウンターが開いて、その後の手荷物検査も本当にやったのか?ってくらい軽くしか見られんかった。
さすが、田舎の空港やな。
まあ、気を取り直して、空からルアンパバーンの街並みを眺めながら次の地に向けていざ、出発!
お世話になりました!ラオス!!
また来るぞー!