「世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。」
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2019年7月25日
日本ー北海道上川町層雲峡
層雲峡って本当に思っていた以上に外国人観光客がくる。
層雲峡内で見かける車も、ホテルの駐車場で見かける車も結構な確率でレンタカーのナンバーだったりするんだよなあ。
外国人観光客の割合としてはアジア圏が一番多いと思うんだけど、そのほかにも欧米のゲストも多い。
国がどこでも限らず、基本的に英語が共通言語だから英語を使うことが多い。
まだまだ俺の英語力なんてアリんこみたいなもので、毎回チェックインの説明をするときにちゃんとゲストに伝わっているのか心配になる。たまにゲストに対して聞きなおすことがあったり、アジアのゲストの方だと発音が独特で聞き取りづらいときもあるからすげえ苦戦するんだよなあ。
それでも思うのは、英語を使いこなせるようになることで、世界が圧倒的に広がるということ。
昨今、グローバル化が進む中で英語を使いこなせるようになることでメリットがう荒れることが多くあると思うんだけど、実際のところ「英語を使えて仕事ができるから、結局なんだよ」って思うこともある。
仕事において英語を使うから英語を学ぶっていう理由で英語を学ぶのはすごくいいことだと思うし、なんら問題はないんだけど、日常的に英語を使わなくても英語を使えるようになるだけで本当に世界が広がると最近思えてきた。
じゃあ、それはなぜか。
英語が使えるとまず、他の国々の人たちの考え方に触れることができる。
これに関しては過去のブログでも言ってたかもしれないけど、ただでさえ、私たちは日本に住んでいて、日本は島国だから観光客は訪れにくい国だった。
国内には圧倒的に純日本人が多くてガラパゴス化していると言われる。
その中で英語を使えることで海外の人たちの考え方を取り入れることができるってすごく素敵なことじゃない?笑
海外の人たちの考え方ってどこかぶっ飛んでて理解できない部分も多くあるんだけどカオスな感じがいい。
ホテル業務を普段やっていても、
日本の人たちは夕食時間を伝えたらほぼ確実に時間通りに会場に来るけど、海外の人たちはそうとは限らない。
はたまた、海外の人たちはホテルの内装や料理の内容などあらゆるところに対して褒めてくれたり、もっとこうした方がいいよみたいに指摘をくれたりするけど、日本の人たちはあまり口に出さない。
日常的にこうやって各国の違いを知ることができるのはグローバル化を理解する上で非常に役に立つことだとは思うんだけど、個人的にはこの違いを知れるってところが面白い。
「世界なんてさ、どうせもともと狂ってんだから。」
昨日見てきた「天気の子」で出てきたセリフ。なんかすげえ好きな言葉だ。
世界なんてどうせ狂ってんだからいろんなことに寛容的になってその違いを楽しんでいこうと思う。