外国人観光客は日本旅行に快適さを求めるよりも文化を体感しにきてるんじゃないかってこと。

Sponsored Links

2019年7月11日

日本ー北海道上川町層雲峡

 

自分1人だったインターン生も今では4人になった。

 

最近は徐々にゲストも増えてきて、それに応じてゲストと交流する機会も自ずと増えてきた。

 

 

 

午前のシフトの時は、基本的に朝食の配膳をしてからの客室清掃。

午後のシフトの時は、チェックイン対応をしながら、時間になったら夕食のご案内と配膳がメインって感じ。

 

 

 

部屋数が40室以上あるこのHOTEL KUMOIではこの時期になると、朝食も夕食も多くのお客様が来られる。それに、ビュッフェ形式で料理をお出しするのではなく、一人一人に対して定食のような形で提供していく。

 

基本的に食事は日本人、外国人に限らず、箸で食べてもらうことになるんだけど、中には

「スプーンとフォークを持ってきてもらえる?」

って頼まれることもある。

 

(やっぱり箸を使えない人もいるんだなあ...)

って思うんけど、こういう事例ってすごく実際は少なくて、ほとんどの外国人のゲストの方々は箸を器用に使っていることが多い。

中には、使いづらそうに箸を扱っている人もいて、そういう人たちに念のため、スプーンとフォークがいらないかを聞くけどほとんどの外国人の方は、

「大丈夫です。」

って笑顔で答える。

 

他にも彼らは渡された浴衣を楽しんで着ているように思うし、何かをしてもらうたびに

「ありがとうございます。」

って言ってくれる。

 

 

 

ここで思ったのは、彼らは旅行において快適さを求めているというよりは、文化の違いを体感したい。ということに重きを置いている気がするということ。

 

箸を不細工に使いこなす姿なんかも見ていてちょっと心配になるけど、彼らはその不細工ながらも日本という国で日本人が普段生活している上でなんとなく使っている箸というものを使って文化の違いを楽しんでいるんだと思うんです。

 

そして何かしてもらうたびに「ありがとうございます。」って言ってくれる彼らの言葉には愛がこもっているし、それは私たち日本人に対する彼らなりの礼儀なのかもしれない。

 

って最近思い始めてきた。

 

 

 

f:id:kanchanrobo:20190712215242j:plain

今日もHOTELKUMOIでは、外国人のゲストがビリヤードで仲を深めてた。

ゲスト同士の出会いも創出できるホテルという空間にだんだん引き込まれていってるわ、自分。