時代の狭間

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2020年12月1日

北海道ー札幌

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今の会社に入社してちょうど6ヶ月が経過しようとしている。そのうちの5ヶ月を西表島で過ごした。5ヶ月では正直何も形に残ることはできていない。社会人になって以来「とにかく成果を上げなくては...」とどこか急いでいるような自分が常にいたし、もはやそれは「社会人になって」というよりも自分の元来の性みたいなところもあるみたいだった。そんなこんなで大企業であり、今後さらにスケールアップしていこうとしている社内の方針は「スタッフの労働時間の削減」であり、「リスクマネジメント」が主たる方針である。

 

大企業である以上徹底的に地盤を固めて安定性を上げていきたいということは重々承知しているし、自分が将来経営をすることになったときにもまさに教科書通りと言っていいほどのこの経営スタイルは見習うべきところが多くある。「もっとモーレツに働きたい...!!」という思いとは裏腹に社内体制が整っていくのは、社会全体で見れば素晴らしいことだし、特に女性にとっては働きやすい環境の整備がなされていると思う。リスクマネジメントや単純な作業による業務で1日のほとんどが終わることもしばしばあるが、それは経営においては非常に重要なことだし、やりたくないというわけではないが、順番が違う気もしてるし、それが本当に自分の将来の目標に向けて前進した1日であったかは未来にならないとわからない。

 

 

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でも逆に言えば、そんなリスクマネジメントや単純な業務は今後AIにとって代わられると思っているし、適度に自動化された余剰時間を創出し、僕たちはもっとクリエイティブに仕事をすべきだし、オードリー・タンもAIを支援するために使うべきだと言っているように、人間にできることはまだまだあるはずだ。てかある。

 

毎日起きると、何かに賭けて生きていくという日々を過ごせていない自分にもどかしさを感じる。それでも毎日真剣に単純作業をこなしながらも妄想するように仕事のことを考え続け、全神経を奮い立たせること自体が楽しさである気もしてる。

 

インスタだけで食ってる人もいるし、noteだけで食ってる人もいるし、今後ますます働き方は多様化していくし、それだけ生き方にバリエーションが出てきて、全てもう正解!って感じになってそれぞれの価値観が尊重されることになってくと思うんだけど、少なくとも自分が求めている価値観と生き方に近いものが今の会社にはあるような気がしてるので、まだまだコミットしていきたい。この「〜気がしてる」という状態がなかなか自責で物事を考えることができなくなる要因でもあると思うからできるだけしたくはないんだけど、その中でも成果となることにはこれからも自分の全力を注いで行きたいと思う。少なくとも、この5ヶ月での西表島での生活は一旦区切りがついたけれど、まだ仕事っぽい仕事はしてないと言ってもいい。すでに自分がもっている能力を発揮しているに過ぎないし、成長速度はマジで遅い。

 

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「今は時代の狭間だ。」知り合いがそんな風に言ってた。Covid-19もそうだがコロナウイルス感染者数も毎日報道する意味があるのかすらもわからなくなってるし、感染者数に対する重症者数の数も割合にしてみたら相当低い割合だと思う。そこまでして報道によって国民を不安にさせて何がしたいのかはもはやよくわからん。正解がなんなのかもよくわからないし、今まで信じていたものも明日には突如として信頼がなくなり、地盤がぐらつくこともある。自分の身は自分で守る、この死ぬか生きるかのサバイバル的な時代はもう来てんな。Work until you no longer have to introduce yourself.